Society for Traffic Sciences

一般社団法人交通科学研究会 研究シーズ(SEEDS)

研究者 飯田克弘
所属・役職 大阪大学大学院工学研究科・准教授
06-6879-7611
専門研究領域 交通工学
研究概要 自動運転車両の混在比率が異なる交通流の再現と評価

任意仕様の自動運転車両をモデル化し、その混在比率が異なる交通流を3次元仮想空間で再現する。 この交通流を解析するとともに,ドライビング・シミュレータでその交通流を体験した運転者の挙動を評価する。


逆走発生の起因となる高速道路での行き先間違い防止策の提案

過年度の研究で、高速道路での行き先間違いを経験をした3000人強のデータベースを構築した。これを活用し、路線別、運転者属性別の防止策を提案することができる。

研究者 小川圭一
所属・役職 立命館大学理工学部・教授
kogawa[at]se.ritsumei.ac.jp
専門研究領域 交通工学・交通計画
研究概要 道路ネットワーク特性に応じた自転車通行環境整備方法の検討

地域の道路ネットワーク形状や自転車の利用特性に応じて、自転車の交通事故を減少させるための自転車通行環境の整備形態や通行方法のルール化の検討をしている。


地域特性に応じた自転車利用の有効な距離帯の検討

自転車ネットワーク計画を検討するにあたって、地域の道路特性、公共交通の整備状況などに応じた、自転車利用促進の対象となり得る自転車利用の距離帯の検討をしている。

研究者 塩見 康博
所属・役職 立命館大学理工学部・准教授
077-561-5094
専門研究領域 交通工学
研究概要 事故リスクを低減する信号交差点幾何構造のあり方

主に幹線道路の交差点を対象に、類型別の交通事故へのリスク要因となる要素を特定します。また、それに基づき、安全・安心な交差点構造について研究を行う。


高速道路における動的交通流マネジメントシステムの開発

路車協調システム・自動走行車両の普及を念頭に、渋滞・事故の緩和に繋がる運転支援システムの開発や、事故・渋滞予兆の検知、およびそれに基づく動的マネジメントシステムの開発に取り組んでいる。


研究者 篠原 一光
所属・役職 大阪大学大学院人間科学研究科・教授
sinohara[at]hus.osaka-u.ac.jp
専門研究領域 認知心理学・人間工学・交通心理学
研究概要 ドライバーへの運転支援視覚情報提示方法提案

ドライバーの注意を損なわず効率的に視覚情報を提供する方法(ヘッドアップディスプレイ等の活用)を提案する。


ドライバーの心理的状態及び精神的負担評価

さまざまな運転状況でドライバーがどのような心理状態にあるか、また精神的にどの程度の負担を感じているかを評価する手法を提案する。


研究者 島崎 敢
所属・役職 近畿大学生物理工学部・准教授
shimazakikan[at]waka.kindai.ac.jp
専門研究領域 交通心理学
研究概要 メタ認知能力を向上させる安全教育手法の開発

ドライバーなど,産業現場で働く人の行動のメタ認知(自分を客観視すること)を促すことによって安全な行動を増やすための方法を検討している.


運転評価の自動化と効果的なフィードバック方法の検討

指導員などの人間に頼っていた運転評価を自動化し,効果的なフィードバックを与えることで運転行動を改善する方法を検討している.


研究者 治部 哲也
所属・役職 関西福祉科学大学健康福祉学部・教授
jibu[at]tamateyama.ac.jp
専門研究領域 交通心理学
研究概要 交通安全態度から交通事故の要因を探る

交通事故の発生要因を交通参加者の交通安全態度の側面から検討する。またそれらの参加者の属性や地域性にも着目し、それぞれに適した教育を提案する。

研究者 東 正訓
所属・役職 追手門学院大学心理学部・教授
higashi[at]otemon.ac.jp
専門研究領域 交通心理学
研究概要 交通安全態度の測定

運転者、歩行者の交通安全態度、習慣、行動傾向の測定と心理テストの開発を行い、診断法や効果的介入法を提案する。


交通事故多発地点の行動観察

事故多発地点に潜在する環境的要因を交通参加者の行動観察、地点観察から見つけ出し、効果的な介入法を提案する。

研究者 森泉 慎吾
所属・役職 帝塚山大学心理学部・准教授
hs5126ms[at]tezukayama-u.ac.jp
専門研究領域 産業心理学・交通心理学
研究概要 交通事故に関わる心理的要因の評価

交通事故の発生要因について、主にドライバーの心理的観点から分析・評価するとともに、適した安全対策を提案する。


ドライバーの安全教育

産業・交通心理学的知見を踏まえた安全教育の実施およびその評価を行う。

研究者 山本 俊行
所属・役職 名古屋大学未来材料・システム研究所・教授
052-789-4636
専門研究領域 交通計画
研究概要 運転ストレスに基づく道路評価

脳血流動や心拍、発汗等による身体データから運転ストレスを数値化し、道路幅員や歩車分離、交差点構造、渋滞度等の道路環境を評価する。


研究者 吉村 朋矩
所属・役職 福井工業大学工学部・准教授
0776-29-2620
専門研究領域 交通計画
研究概要 自転車通行環境の安全性の向上

歩行者の安全性を考慮に入れた自転車通行空間の在り方について、道路空間の再配分等のハード施策および自転車教育等のソフト施策の観点から研究を行っている。


過度に自動車に依存した交通環境の改善

私たちが豊かに暮らすために、歩行者・自転車・公共交通を軸とした都市の形成を目指して、地域交通の維持・向上に関する研究を行っている。