Society for Traffic Sciences

研究談話会

「阪神高速道路における事故リスク情報の提供」

阪神高速道路では、道路ネットワークの強化や情報通信技術の飛躍的な進歩など を考慮し、2021 年4 月に交通管制システムを更新した。新しい交通管制システムで は、さらなる安全・安心・快適な道路環境の創出を目指し機能を追加した。その新た な機能の一つに「リアルタイム事故リスク提供」がある。事故リスクとは、ある時 点・場所における事故の起こりやすさのことを意味し、過去の事故案件と、その発生 場所、発生時の交通状況および天候等データを分析することでモデルを構築し事故発 生件数の期待値をリアルタイム算出できるようにした。その期待値が一定値を超えた 場合に直近の本線情報板で注意喚起情報を提供している。この取り組みは高速道路会 社として初めての試みである。

本談話会では上記取り組みについて紹介し、事故リスク情報提供のあり方や情報 提供による効果検証手法について意見交換したい。

日時 2021年9月7日(火)15時00分~16時30分(受付14:30~)
場所 オンライン(Microsoft Teamsを利用します)
企画 河本一郎氏(阪神高速道路株式会社)
参加費 無料
参加方法 参加を希望される方は、以下の要領でメールにて研究談話会担当(河本)までお申し込みください。メールの返信にMicrosoft Teams のURL を記載致します。
・メールの件名を「談話会参加希望」としてください。
・メールの本文に、所属と氏名を明記ください。
複数名まとめて申し込まれる場合は,それぞれのメールアドレスも明記ください。
ご参加の場合には下記までご連絡をお願いいたします。
研究談話会担当:ichiro-komoto@hanshin-exp.co.jp
(阪神高速道路株式会社 河本一郎)